【元花屋が解説】トミガラスのヴィンテージ一輪挿しセットをレビュー

2022年12月30日2023年9月1日

お花を飾る習慣で始めやすいものが一輪挿しです。
お家にいる時間も増えたし、お部屋にお花でも飾ろうと思うけど肝心のちょうどいい大きさの花瓶がないなんて人もいるんじゃないでしょうか。

そこで今回は一輪挿しに最適で、日本の職人さんがこだわりが詰まった一輪挿しをご紹介いたします。

一輪挿しの花瓶が欲しいんだけど、何がいいのかわからない
長く使えるいいものが欲しい
買うなら国産の一輪挿しを使いたい
シンプルで使いやすいガラスの一輪挿しの花瓶を探している

トミガラスのヴィンテージ一輪挿しセット

トミガラス公式サイトヴィンテージ小瓶／一輪挿しセット

今回、私が購入した一輪挿しになります。
左から3つがセットで購入したものです。
一番右側の丸形小瓶は一輪挿しを購入した人にプレゼントとしてついてきました！

1970年代に作られたヴィンテージでレトロな雰囲気の小瓶です。

昔は日本でもこのような色付きのガラスや細かい彫刻がデザインされている小瓶も作られていましたが現在では作られていません。

技術的にはもちろん作れるようですが、コスト的に非常に高くなってしまうため、作られなくなってしまったようです。

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ガラスの一輪挿しの使用感

今回、購入した一輪挿しに実際にお花を活けてみました。
見た目がとにかくかわいいですね！

青みがかった緑といった色合い。
緑は植物の葉や茎の色なので、どんな花色にも合わせやすく使いやすいです。
形もシンプルなデザインですね。

一番大きいサイズの小瓶は透明ではなく、フロスト加工という半透明な加工がされています。
サラサラとした手触りで触り心地もいいです。

小瓶の高さは10cmです。
お花を活けるときにはだいたい20～25cmくらいに切ってあげると、ちょうどいいくらいのバランスになります。

続けて小さい方の小瓶も紹介いたします。

小瓶のサイズは高さが6cm、口の広さは6mm程度です。
こちらはかなり小さいサイズになっていますので、大きいお花の一輪挿しは難しいです。
最初からこの一輪挿しにお花を入れるために、お花を買ってくるというのは少なそうです。
使い方としては別の花瓶に入れる用でお花を買ってきたけど、花瓶に入れるときに邪魔になる部分があるので、取ってこの小瓶に入れるという使い方がおすすめです。

おすすめの使い方

大きな花瓶に入れたお花に入り切らない部分を切って入れる
鉢植えの小さなお花を一輪入れてみる

見えない場所まで細かいこだわりを感じられる

表面の見えるところだけではなく、小瓶の裏側にも模様が入っています。
裏側の普段使っているときには気づきにくいところですが、見えないところまでしっかりと作られていて職人さんのこだわりを感じる事ができました。

模様は手で触ると実際に内側に窪んでいます。
普段使う際には、それでバランスが悪くなるといったことはありません。

梱包

配送はクロネコヤマトさんが配送。
梱包はダンボールに紙を丸めた緩衝材が入っていました。

緩衝材を取り除くと、一輪挿しがビニールに纏められていました。

ビニールの中には一輪挿しが一つずつ、プチプチの緩衝材で包んでありました。
どの包みが何の商品なのか分かるようにシールで商品名が記載されていました。

いいところ

今では作ることの出来ない、職人さんこだわりのデザイン
シンプルで使いやすく、デザインがかわいい
一輪挿し以外にも、インテリアやアロマディフューザーとしても使える

一番のおすすめポイントとしては、現在では国内では生産されていない国産の小瓶であるというところです。
こちらの商品は現在は生産されていないので、今ある在庫が売れてしまったら再販されるかどうか分かりません。

ですので、気になる方は、お早めに見ていただければと思います。

シンプルで使いやすいデザイン。
色味は薄いブルーメインで比較的どんなお花でも合わせやすいです。
強いていうと、真っ赤な花色のお花だと青と合わないかもしれませんが…

一番大きいサイズのものは最近良く雑貨屋さんでも見るアロマディフューザーとしても使う事ができます。それ以外にもアイデア次第で活用できます。

デザインがシンプルでかわいいので、お花を飾ってない際にただ置いておくだけでもインテリアとして映えますね。

よくないところ

送料が高い

商品自体に不満は特にありませんが、それ以外のところで少し不満を感じるところがありました。

それは送料が高いところです。
送料自体は購入した商品によって、配送料が変わるのですが今回の一輪挿しでは下のような料金になります。

通常はクロネコヤマトでの発送となります。

外装は段ボールで、緩衝材を入れ、しっかり梱包します。

対面でお届けし、受領印又は署名をいただきます。

ご不在の場合は、不在配達通知書をポストにお入れいたします。

追跡サービスで配達状況の確認ができます。

日時指定がある場合は備考欄にお書きください。

北海道　1,240円
青森県、秋田県、岩手県　940円
宮城県、山形県、福島県　860円
東京都、群馬県、栃木県、山梨県、茨城県、千葉県、神奈川県、埼玉県　840円
新潟県、長野県　860円
富山県、石川県、福井県　860円
静岡県、愛知県、三重県、岐阜県　860円
大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、和歌山県　960円
島根県、鳥取県、山口県、広島県、岡山県　1,060円
愛媛県、香川県、高知県、徳島県　1,060円
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県　1,240円
沖縄県　2,260円
※￥11,000以上は送料無料です（ただし沖縄県・離島は￥22,000以上)
※税込み
富硝子株式会社　https://tomi-glass.online/pages/postage

今回の一輪挿しが1000円程度になるので、住んでいる地域によっては商品の価格よりも送料のほうが高くなってしまいます。

同じ配送先に11,000円以上購入すると送料が無料になります。
他の商品も見て気に入ったものがあれば合わせて購入するとお安くなるので活用したいですね。

トミガラスとは？

最後に今回ご紹介した小瓶を製作されているトミガラスさんも軽くご紹介します。

富硝子株式会社は1948年創業の下町のガラス屋です。
富硝子は1948年以降、東京都江東区亀戸で、70年以上ガラス工業の発展とともに歩んできました。宙吹き、型吹き、スピン製法などクラフトものから、既製品へのプリントなど、硝子にまつわるあらゆる加工を駆使してものづくりをしています。亀戸（かめいど）周辺は、昔から「江戸硝子」に代表されるように、地場産業でガラスが有名な街です。 OEMやガラスのトロフィーなども企画・製造しています。
富硝子株式会社
https://tomi-glass.online/pages/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A1%88%E5%86%85

こんな感じの70年以上の歴史があるガラス屋さんです。

私が購入したのは一輪挿しだったのですが、それ以外にもコップやグラス、お皿など色々なガラス雑貨を取り扱っています。

公式サイトを見て頂くと分かるのですが、ガラスの透明感がすごく綺麗です。
自宅用だけではなく、ギフト用にも使うことができると思いますので、ぜひ一度公式サイトの方をご覧ください。

トミガラス公式サイト