【元花屋が教える】夏に切花を長持ちさせる方法

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夏は切花をお花屋さんで買ってきてもすぐに駄目になってしまってがっかり…なんてことはありませんか?
夏は気温が高く、お花を長持ちさせることが難しい季節です。

私は7年間、都内の生花店で毎日花に囲まれた環境で、お客様にきれいなお花を提供できるように商品管理をしてきました。

この記事を読んでもらえれば『夏に切花を長持ちさせる方法』を知ってもらえます。

私が7年間、花屋で培った経験・知識をしっかりと記事に詰め込みました。
最後まで読んでもらえると嬉しいです。

季節に関わらず切花を長持ちさせる方法も解説していますので、合わせて参考にしてください。

目次

夏に切花を長持ちさせる方法

夏に切花を長持ちさせる方法としては以下のようなものがあります。

  • 長持ちしやすいお花を選ぶ
  • 水揚げをする
  • 涼しい場所に置く
  • 花瓶の水を毎日交換する
  • 風通しのいい場所に置く
  • 延命剤を使う
  • 小分けにして飾る

長持ちしやすいお花を選ぶ

長持ちしやすい方法を試す上で大切なのは、長持ちしやすいお花を選ぶことです。
お花によっては元々長持ちしないお花もあります。
そのため、出来るだけ長持ちしやすいお花を選びましょう。

具体的に長持ちしやすいお花をいくつかご紹介します。

  • カーネーション
  • アンスリウム
  • 蘭類
  • カスミソウ
  • マム(キク)
  • クルクマ
  • ひまわり

ここで挙げたのはあくまでも一例です。
この他にも長持ちしやすいお花はたくさんあります。

水揚げをする

お花を買って来たら、飾る前に『水揚げ』をすることで長持ちしやすくなります。
水揚げというのは、お花が水を吸い上げやすくするようにする処置のことです。

お花が枯れてしまう原因は、植物の中の水分が少なくなってしまうからです。
しっかりと水を吸い上げられるようにすることでお花が長持ちします。

お花によってどんな方法で水揚げをするのかは変わってきます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

涼しい場所に置く

次に大切なのは、お花を涼しい場所に置くことです。

なぜなら、気温が高いと植物は「呼吸」を活発にしてしまうからです。
植物の呼吸は光合成で作られた栄養素を植物全体に行き渡らせるために行われます。
呼吸が活発に行われると植物の細胞が活性化します。
そうすると、お花もどんどん咲き進んでしまう訳です。

涼しい場所に置くことで呼吸の量が減るので、お花の開花が穏やかになってくれます。
そのため、涼しい場所に置くことはとても大切です!

花瓶の水を清潔に保つ

花瓶の水を清潔に保つこともお花を長持ちさせるのに大切です。
清潔に保つ方法はとても簡単。
毎日、花瓶の水を交換して花瓶を洗うことです。

花瓶は食器用の洗剤でヌルヌルしている部分がなくなるように洗ってあげます。
花瓶の水を交換する際には茎の切り口を1cm程度切ってあげましょう。
切り口を新しくすることで茎から水を吸い上げやすくなります。

なぜ花瓶の水を清潔にすることが大切かというと、夏は花瓶の中でバクテリア(細菌)が繁殖しやすい環境になります。
バクテリアは気温が高いと繁殖しやすくなります。
そして茎の中で繁殖したバクテリアは、茎の中の水が通る管(導管)を詰まらせ腐らせます。

導管が駄目になってしまうと、水が吸い上げることが出来なくなります。
水が吸い上げられないと花は枯れてしまいます。

花瓶の水を清潔に保つのは夏は特に気をつけるポイントですが、一年を通して大切なことでもあります。簡単に出来ることなので、ぜひ水を交換してあげましょう。

清潔なハサミ・ナイフで切る

お花を飾るときにはハサミで切ることが必要になりますよね。
そのハサミが汚れていると茎の中でバクテリアが繁殖してしまいます。
バクテリアが繁殖すると花の吸い上げが悪くなります。

そのため、お花を切るときにはハサミ(ナイフ)をきれいにしておくことが大切です。

あると便利なお花用のナイフはこちらの記事で紹介しています!

風通しのいい場所に置く

お花を飾る場所は風通しのいい場所に置くようにしましょう。

風通しがいい場所に置くことで以下のメリットがあります。

  • 温度・湿度が高くなりすぎることを防げる
  • 空気が入れ替わる

風通しのいい場所に置くことでお花の周りの温度・湿度が高くなりすぎることを防げます。
温度が高くなると花が咲き進んでしまい、湿度が高くなるとカビやバクテリアが繁殖しやすくなってしまいます。

これらを防ぐために風通しのいい場所に置くことが大切です!

エアコンの風に直接当ててしまうとお花が傷んでしまうので注意が必要です。
また、常に風に当たっていると花がストレスを感じて花持ちが悪くなってしまいます。

あくまで、風が流れている場所に置くことを意識しましょう!

品質保持剤を使う

市販の品質保持剤を使うことでもお花を長持ちさせることが出来ます。
品質保持剤というと『どんなもの何だろう?』となるかもしれませんね。
一般的には「栄養剤」や「延命剤」と言われるものです

品質保持剤には下の2つが入っています。

  • 栄養となる糖分
  • バクテリア(細菌)の繁殖を防ぐ抗菌剤

お花が咲くためには栄養が必要です。
そのための栄養になる糖分が品質保持剤には配合させれいます。

しかし、糖分はバクテリアにとっても絶好の栄養素となってしまいます。
バクテリアを繁殖させないために抗菌剤も品質保持剤には一緒に入っています。

抗菌剤が入っているのでバクテリアの繁殖を防ぐことが出来ます。
そのため、前の『花瓶の水を清潔に保つ』の部分で言っていた毎日交換するというのは必要なくなります。
といっても、全くバクテリアが繁殖しなくなる訳ではないので数日に一度は水を入れ替えるようにしましょう。

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小分けにして飾る

お花同士が密着していると蒸れやすくなります。
蒸れてしまうとそこからカビが生えてしまいます。
夏場は気温が高いため、より蒸れやすい環境にあります。

そのため、夏場にはお花同士が密着しないようにすることが大切です。
簡単な方法としては、花瓶に入れるお花の数を減らしてあげることです。

夏は切花以外を楽しむという選択肢!

夏は対策をしてもお花の持ちが他の季節に比べて悪くなってしまいます。
切花はお花屋さんで買ったり、お花の定期便を頼まれている方も多いと思います。
お花も高いので、どうせ飾るなら長持ちして欲しいですよね。

そこでおすすめなのが『夏には切花以外を楽しむ』ということです。
いくつか夏に切花以外でお花を楽しめる方法を紹介致します。

  • 鉢植えのお花
  • 造花
  • 観葉植物
  • ドライフラワー
  • プリザーブドフラワー

鉢植えのお花

1つ目におすすめするのは鉢植えのお花です。
切花ではなく、根っこが付いたお花なら夏でも長持ちしやすいです。
また、つぼみがたくさんついている株であれば長期間楽しむことが出来ます。
切花に比べるとコスパがよく生のお花を飾りたいという場合はおすすめです。

造花

2つ目は造花です。
造花は生のお花ではなくプラスチックや布で作られたお花です。
そのため、そもそも枯れるということがありません。
季節や温度などを気にすることなくお花を楽しめます。

生のお花と違って水の交換などのお世話が必要ないので、お花を飾りたいけどなかなかお手入れする時間がないという方にもオススメです。

最近の造花は少し離れて見ると、生花と見間違えるほどの出来栄えです。
100円ショップなどでも造花は売っているので簡単に飾り始めることが出来ます。

ドライフラワー

3つ目がドライフラワーです。
ドライフラワーも造花と近いですね。
もうすでに枯れているようなものなので、基本的にお世話が必要なく楽しむ事ができます。

造花との違いとしては、ドライフラワーは生花を乾かして作られています。
そのため、造花よりも丁寧に扱わないと形が崩れてボロボロになってしまいます。

ドライフラワーは生花や造花にはない独特の風合いがあります。
生花とは違った温かみのある雰囲気をお部屋にプラスするときにもおすすめです。

プリザーブドフラワー

4つ目がプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーは生花を乾燥・脱色・染色したお花です。
イメージとしてはドライフラワーに近いですね。

プリザーブドフラワーもドライフラワーと一緒で生きていないのでお手入れが必要ありません。
プリザーブドフラワーは染色をするので実際にはない色のお花を飾ることも出来ます。

ドライフラワーだと茶色に色あせてしまいますが、プリザーブドフラワーは華やかな色を楽しむことができます。
お部屋に色味をプラスされたい方にはプリザーブドフラワーがおすすめです。

観葉植物

5つ目は観葉植物です。
お花ではありませんが、一年間を通して緑を楽しむことが出来ます。
観葉植物は種類も豊富で育てることが簡単な種類もあるのでおすすめです。

こちらのお店は虫が出ないように土を使わない観葉植物です!
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まとめ

今回の記事は夏に切花を長持ちさせる方法でした。
皆さんのお花を飾る手助けになれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人

大学卒業後に花の専門学校に行き、都内の生花店で勤務!
現在は、花業界から離れて仕事をしています。
転職してからも観葉植物や多肉植物を育てています。

花屋で学んだ経験と知識を多くの人に共有していきたいと思ったのでブログで発信しています!

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