- お花の定期便を始めてみたいけど、どこのサービスがいいか分からない
- ブルーミーの定期便を利用してみたいけど、どのプランがいいんだろう
- ブルーミーのリッチプランについて知りたい
お花の定期便サービスは数多くあり、その中でもブルーミーはSNSや雑誌、新聞紙など数多くのところで広告を目にします。そこで気になってブルーミーについて調べてみたけど、公式サイトでは実際のお花についてよく分からなかったという方も多いのではないでしょうか。
私は都内の生花店で7年間、お花に囲まれた環境で仕事をしてきました。お花に関する知識や経験だけではなく、お花屋さん視点でのお話も出来ます。また、現在ブルーミーにある全てのプランのお花を実際に頼んでレビューしています!
そこでこの記事では、ブルーミーやお花の定期便についてしたい人に向けて「ブルーミーのリッチプランがどんなプランなのか」を解説していきます。
この記事を読んでいただければ、リッチプランのメリット、デメリットやどんな人におすすめなのか分かってもらえると思います。
料金プランの変更について
以前ののプラン
以前のプランは『体験プラン』、『レギュラープラン』、『リッチプラン』の3つがありました。
新しいプラン
変更後は『お試しプラン』、『ベーシックプラン』の2つのプランへと変更されています。
料金プラン変更でどう変わったのか?
料金プランが変更されたことで変わった点をご紹介します。
- 体験プランがなくなった
- 料金が少し値上がりした
体験プランがなくなった
以前のプランにはあった低価格でお花を楽しむ事ができる体験プランがなくなってしまいました。
低価格でお花のある生活を楽しめる良いプランだったので、なくなってしまったのは残念です。
料金が少し値上がりした
体験プランがなくなったと上でお話しました。
レギュラープランとリッチプランもなくなっているのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、公式サイトをよく見てみると新しいプランは以前のプラン内容と変わっていません。
こちらがプラン変更前の料金プランになります。
以前のプラン | お花の本数 | お花の料金 | 送料 |
---|---|---|---|
レギュラープラン | 4本以上 | 880円 | 385円 |
リッチプラン | 8本以上 | 1,980円 | 550円 |
新しい2つのプランがこちらになります。
新しいプラン | お花の本数 | お花の料金 | 送料 |
---|---|---|---|
お試しプラン | 4本以上 | 980円 | 385円 |
ベーシックプラン | 8本以上 | 2,180円 | 550円 |
こうして比べてみると『お花の本数』と『送料』は以前と変わっていません。
ですが、お花の料金は以前と比べると少しずつ値上がりしています。
ブルーミーのリッチプラン おすすめできるのか?
結論から言うと、人によってはおすすめ出来るといった感じですね。
お花の種類やコスパ、品質に問題はないです。そのため、どこを重視するのかによって変わるかなと思います。ブルーミーのリッチプランをおすすめ出来る人をまとめたので参考にしてください!
- 一度にたくさんのお花が欲しい人
- 一回あたりの料金が高くても大丈夫な人
- ポスト投函ではなく、直接配達してほしい人
- 配達の日時指定がしたい人
ブルーミーの体験プランとレギュラープランも実際にお届けしてもらって、レビューしています!良ければこちらも参考にしてください!
ブルーミー リッチプランの特徴
まずは、リッチプランがどんなプランなのか、特徴を解説していきます!
私が考えるリッチプランの特徴は以下の3点です。
- ブルーミーの中で一番豪華なプラン
- 配達の日時指定が可能で、玄関に直接お届け
- ほとんどの手続きをウェブで出来る
順番に一つずつ解説していきます!
ブルーミーのプランの中で一番豪華
リッチプランはブルーミーで一番お花の本数が多いプランになっています。リッチプランではお花とグリーンを合わせて8本以上のお届けになっています。レギュラープランだと4本なので、2倍の本数をお届けしてもらうことが出来ます!
ブルーミーのプランを表にまとめましたので、参考にしてください!
お試しプラン | ベーシックプラン | |
お花代 | 980円 | 2,180円 |
送料 | 385円 | 550円 |
お花の本数 | 4本以上 | 8本以上 |
お花の長さ | 18~25cm | 25~30cm |
配送方法 | ポスト | 手渡し |
日時・曜日指定 | 不可 | 可能 |
お届けの曜日 | 水~金曜 | 水~日曜 |
レビュー記事 | 公式サイトはこちら | リッチプランのレビュー記事 |
大きく違うのは、それぞれのプランで送られてくるお花の本数と配送関係が違います。本数が多くなっていくとそれだけ値段も上がっていきますので、予算と欲しいお花の本数に応じて決めましょう。
配達の日時指定が可能で、玄関まで直接お届け!
ブルーミーの3つのプランの内、リッチプランは唯一配達の日時を指定することが可能なプランです。日時の指定は水~日曜日の指定と時間帯の指定が可能です。
また、他の2つのプランではポストにお花を投函されますが、リッチプランは配達員さんが玄関まで直接配達に来てくれます。
ほとんどの手続きがウェブで出来る!
ブルーミーでは会員登録から退会までのほとんどの手続きをネット上で完結することが出来ます。
公式サイトで出来ることは、以下の様なことがあります。
- 会員登録
- 登録情報の変更
- 過去に届いたお花の確認・評価
- 今後のお花のお届けスケジュールの確認
- 品質保証申請
- 退会申請
リッチプランのレビュー
それでは肝心のリッチプランのお花のレビューをしていきます!
レビューしていく項目は主に下の4点です。
- 配送
- お花の種類・組み合わせ
- 料金 実際、お得なのか
- お花の鮮度
それでは順番に解説していきます!
配送
リッチプランの配送は他のプランと違い、ポスト投函での配送はありません。すべて、宅配便での直接手渡しの配送になります。
まずは、外箱をチェックしていきます!
外箱は体験・レギュラープランとは違い、四角い箱になっています。
体験・レギュラープランではポストに投函しやすいように箱の下側が細くなっていました。
リッチプランの箱の大きさは15cm×15cm×33cmです。
リッチプランはお花の本数も多いので、箱は大きめなのかなと思っていましたが意外とコンパクトでした。
それでは実際に箱を開けてみましょう!
はい!
箱を開けてみると、こんな感じでした。
縦長の箱に対してほぼぴったりのサイズですね。
箱のダンボールの厚みは、かなり薄めです。
外から強めに力を加えてしまうと潰れやすそうですね。
直接配達してくれるので潰れてしまうということはないと思いますが、届いたら上にものを載せたり潰れないようにしてあげましょう!
万が一、届いたときにすでに箱とお花が潰れてしまっていたら、ブルーミーの方で保証制度があるので安心して連絡しましょう。
続いて、中身を見ていきます。
届いたお花は箱の中に縦に固定されていました。
ただ箱に入れているだけだとお花がズレてしまうので、しっかりと位置を固定できるように加工されたダンボールを使用されていました。
この方法は私が働いていたお花屋さんでも花束を送るときに使っていたので、お花業界ではメジャーなのかもしれません。この方法だと見た目以上にしっかりと固定されるので、お花が届いて抜く際にはお花を傷めないように気をつけて抜くようにしましょう。
そして、こちらがダンボールから取り出した状態になります。
取り出したお花は、お花が剥き出しになって配送中にダンボールの中で傷つかないように茶紙で巻かれていました。この茶色の紙もお花屋さんではよく使います。
さらに茶紙を取ったお花。
お花がコンパクトに纏められていました。こちらは体験・レギュラープランと同じ状態ですね。
お花の量と本数が増えるので、お花同士が動いてぶつかり合わないように配慮しているというのもありそうですね。
さらに包装紙を外していくと一緒に栄養剤と今回のお花のリストが入っていました。
体験・レギュラープランでは一度の配送で栄養剤は1袋でした。ですが、お花の本数が多いリッチプランでは3袋もついてきました。栄養剤は150mlの水に対して1袋が適正な量なので、増やしてくれているんですね。
お花の名前リストは毎回入っています。届いたお花が素敵でも名前が分からないと自力で調べるのも難しいですから、助かるサービスですね。名前のリストは同じブルーミーでも、どこのお花屋さんから出荷されたかによってデザインが違います。今回は名前のみ載っていますが、詳しく書いてくれているお花屋さんだとお花の写真と飾り方のポイントまで書いてくれています。
どこのお花屋さんから出荷されるかは届いてみるまで分からないので、そのあたりは運ですね。
花の種類・組み合わせ
次に届いたお花について見ていきましょう!
今回届いたお花を下の表にまとめました。
今回届いたお花は全部で7種類11本です。
リッチプランでは8本以上となっていたので、少し今回は多めですね!
- チューリップ(白)
- ラナンキュラス(白)
- ナタネ(菜の花)×3本(黃)
- 麦×2本
- フリージア(黄)
- テマリソウ(緑)
- ヒペリカム×2本(白・緑)
今回のお花のテーマは「ホワイトグリーンブーケ」でした。
テーマ通り、全体の色味が白とグリーンのお花が多いですね。お花が届いたのは2月の終わりだったので少しずつ暖かくなってきた時期でした。白・緑のお花に春の黄色のお花を組み合わせて、冬から春への移り変わりを表現されたお花の組み合わせですね。
今回のメインのお花はチューリップとラナンキュラス。
どちらも春を代表するお花で特にラナンキュラスは咲き方が八重咲きで、ぱっと見バラのような華やかさがあります!
サブのお花で入っている菜の花とフリージアも春のお花ですね。黄色お花が可愛らしいです!フリージアは香水になっているような甘い香りを楽しませてくれるお花です。見た目だけではなく、香りでも癒してくれるのは嬉しいポイントですね。
総合的には、春先に見るお花を束ねた冬から春に向けたお花の組み合わせで、春に人気のお花を中心に選んでくれていてよかったと思います。
少し残念だったところをあげると、菜の花・ヒペリカム・麦が複数本入っていたところですね。
ボリューム感が出て華やかな印象にはなるんですが、どうせなら色々なお花を入れたほうが良かったかなと思いました。
この時期だったらスイートピーとかも入っていると、香りもよくて見た目も可愛いのでいいですね!
料金 実際、お得なのか
続いて、ブルーミーのリッチプランのコストパフォーマンスについて見ていきたいと思います。
実際、近くのお花屋さんで買うのとブルーミーで買うのってどっちがお得なのか気になるところですよね。
まずは、ブルーミーのリッチプランの料金を見ていきましょう。
- お花代 1,980円
- 送料 550円
合計 2,530円
お花代が1,980円で送料が550円、合計で2,530円が一回あたりの料金になります。
送料はお花の配送にかかってしまう費用なので仕方ありませんね。問題なのがお花代の1,980円の方です!
こちらの元が実際取れているのかどうなのか、近くのお花屋さんで買ったほうが安いのかという部分が重要ですよね。
ここからは実際にそれぞれのお花を個別で買ったらいくらになるのか見ていきます!
今回届いたお花がこちらになります。
- チューリップ(白)
- ラナンキュラス(白)
- ナタネ(菜の花)×3本(黃)
- フリージア(黄)
- テマリソウ(緑)
- 麦×2本
- ヒペリカム×2本(白・緑)
実際のお花屋さんでお花を買う場合、お花屋さんの立地や買う時期でお花の価格は変わります。
郊外のお花屋さんと駅前にあるお花屋さんでは、まったくお花でも値段が数百円違う場合もあります。
そのため、今回は値段が安めのお花屋さんで買った場合と高めのお花屋さんで買った場合のそれぞれを分けて計算していきます。
今回、計算に使うお花の予想価格は私が花屋で働いていたことのものと書籍を参考に決めています。
それでは、実際にお花の値段の方を見ていきましょう!
お花の名前 | 予想価格(1本) | 今回のお届け本数 |
チューリップ | 200~300 | 1本 |
ラナンキュラス | 200~350 | 1本 |
菜の花 | 100~200 | 3本 |
フリージア | 200~300 | 1本 |
テマリソウ | 200~300 | 1本 |
麦 | 100~200 | 2本 |
ヒペリカム | 250~350 | 2本 |
一本ずつの値段を今回届いた本数分、合計していくと下のようになります。
- 一番安い値段で合計 → 1,800円
- 一番高い値段で合計 → 2,950円
ブルーミーのお花代が1,980円なので、全て予想の最安価格だった場合は少し割高になります。
ですが、ほとんどの場合で元は取れるはずですね!
駅前のお花屋さんなどで買う場合は3,000円近くになります。お花代と送料まで含めると2,530円なので、高めの値段設定がされているお花屋さんで買うならブルーミーで送料を払っても元を取れます!
お花の鮮度
次に届いたお花の鮮度について見ていきます。
結論から言ってしまうと、とても元気でみずみずしい状態でした!
それでは実際のお花の状態を見ていきましょう!
まずは、箱を開けた直後のお花の状態の写真です。
箱から出して写真を取るために並べながらお花の状態を確認しましたが、お花が傷んでいるようなことはなかったです。
配送中もお花が水を吸えるようにゼリーが一緒に入れられていました!
そして、箱から出して水揚げ処理をしたあと、花瓶に入れて飾りました!
今回の水揚げは、どのお花も元気だったので全て水切りで行いました。
ブルーミー リッチプランのデメリット
それでは、ここからは実際にリッチプランを頼んでみて感じたデメリットをお話していきます。主に強く感じたのは下の2点です。
- 値段が高い
- ポスト投函に対応していない
それでは、ひとつずつ説明してきます!
値段が高い
ブルーミーのリッチプランを実際に頼んで、一番のデメリットとして感じたのは値段の高さです。リッチプランは一回で2,530円の料金がかかります。コストパフォーマンスはレビューでもお話ししましたが、いいと思います。ですが、毎週もしくは隔週で2,530円は家計にかなり響きます……
ブルーミーは希望すれば各週で違うプランのお花を配達してもらうこともできます!
そのため、おすすめのリッチプランの使い方は普段は体験もしくはレギュラープランで、家の中を華やかにしたいときにその週だけリッチプランにするという方法がいいかなと思います。
ポスト投函に対応していない
ブルーミーといえばポスト投函でのお花の定期便のイメージだったのですが、リッチプランは箱が大きくなってしまうためポスト投函は対応していません。
私は仕事や外出で家を空けることが多く、置き配をしてもらう訳にもいかないので受け取るタイミングを少し考えないといけませんでした。
今回はクロネコヤマトさんが配達をしてくれたのですが、クロネコヤマトの会員になっておくと事前に荷物を届くことをメールやLINEでお知らせしてくれるので在宅している時間に配達をズラすことができました。
ブルーミーの登録方法
ブルーミーのご利用には、会員登録が必要になります。
登録は公式サイトで簡単にできます。詳しい登録の流れは下の記事で詳しく解説していますので登録に不安がある方はこちらの記事を参考にしてください!
まとめ
今回はブルーミーのリッチプランについて解説してきました。
ブルーミーは会員数も多く、広告もよく見るサービスです。
お花の定期便を始めてみたいと思う方には、とりあえずブルーミーから始めて見るのがいいかなと思います!
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