生花店で7年働いた元店員が教えるお花屋さんの仕事!

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お花屋さんは、毎日キレイな花に囲まれてお客様の注文を楽しそうに花束やアレンジメントを作っているイメージだけど、実際どんな仕事をしているのか気になりませんか?

今回は生花店で7年間働いた私が、実際にどんな仕事をしていたのか、お話ししていきたいと思います!

お花屋さんの仕事に興味がある人、花屋で働きたいと思っている人のお役に少しでも立てれば嬉しいです!

目次

お花屋さんの主な仕事

  • 花束・アレンジメントの制作
  • お花の水揚げ・水替え
  • お花の配達
  • 鉢物のラッピング
  • 活け込み
  • 店舗、ビルなどの装飾
  • 造花、プリザーブドフラワーのアレンジメント制作

ざっと書き出してみると、これくらいでしょうか
それでは一つずつご説明していきたいと思います!

花束・アレンジメントの制作

これが一番イメージしやすいお花屋さんの仕事ではないでしょうか?
お客様のご注文に合わせて、そのときにお店にあるお花で制作を行います。
ご注文はお店に直接来店される場合もありますし、電話、ネットの場合もあります。

お花の水揚げ・水替え

この作業は日常的に行う業務で、どのお花屋さんでもあると思います。
市場で購入したお花をお店に出せるようにする作業で、市場から来たお花は乾式輸送と湿式輸送の2種類があります。

乾式輸送は、切り口がそのままの状態で箱に入れられて運ばれてくる方法です。
湿式輸送は、お花がバケツに入れられて水が吸える状態で運ばれてくる方法です。

水揚げには、切り、湯上げ、焼き、割り、叩きなどなどあります。
これらはお花の種類や状態によって使い分けていきます。
同じお花でも、お店ごとにやり方が違う場合もあります。
そのため、お花ごとにどんな水揚げの方法が良いのか覚える必要があります。

お花の配達

  ご注文を来店でされ、お持ち帰りされる場合はそのままお渡しになりますが、大きくて手持ちでは運べない場合や遠方のお相手の場合、配達か配送作業があります。

配達は車などを使って従業員が代わりにお花をお届けするサービスです。

配送はお花が崩れないように箱詰めして、配送業者さん(クロネコ、佐川など)に届けてもらいます。

鉢物のラッピング

切り花だけではなく、鉢に植えられた根付きのものもお店によってはおいてある場合もあるでしょう。

ご購入頂いた際にはラッピングする場合があります。一年の中でも母の日のカーネーションやお祝い用の胡蝶蘭は多く注文になります。

こちらもTPOに合わせた色合いのラッピングをする必要があります。

活け込み

ホテルやお店に大きな壺などにお花が飾られているのを見たことがあるのではないでしょうか?

そういった現地で決まった器に、そのときに合わせたお花を活けるお仕事もあります。
イベントごとにある場合もありますし、季節ごとにある場合もあります。
春なら桜の大きな枝を大胆に飾ったり、夏ならドウダンツツジなどを活け込んだりですね

店舗、ビルなどの装飾

ショッピングモールの中のお店や企業の中の季節ごとの飾り付けなどを行います。
生花の場合もありますし、造花を使ったものなど様々です。
具体的には、七夕やハロウィン、クリスマス、年末年始の飾り付けなどが多くあります。

デザインは、お客様の方からご希望がある場合もありますし、こちらでデザイン案をご提案させていただく場合もあります。

造花、プリザーブドフラワーのアレンジメント制作

生花だけではなく、造花を使って花束やアレンジメントを制作することもあります。
長期的に飾りたい場合は生花だと枯れてしまうので造花を使用します。
生花よりも茎の中にワイヤーが通っているので、作りやすいかもしれないです。

生花店の主な仕事はこんな所ですね!
みなさんのイメージ通りの仕事内容だったでしょうか?
お花屋さんの仕事に興味がある人、花屋で働きたいと思っている人のお役に立てたら嬉しいです!

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この記事を書いた人

大学卒業後に花の専門学校に行き、都内の生花店で勤務!
現在は、花業界から離れて仕事をしています。
転職してからも観葉植物や多肉植物を育てています。

花屋で学んだ経験と知識を多くの人に共有していきたいと思ったのでブログで発信しています!

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